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理想のシロアリ対策

見落とされがちなシロアリ消毒

シロアリ被害は稀なコト?

シロアリの姿をほとんどの人は見たことがないと思いますが、実はシロアリは田舎に限らず、アスファルトに覆われた大都会に至るまで、身の回りのドコにでもいます。
 
シロアリの被害は床下や壁の中などの普段の生活では人目につかないところでおこります。人知れずヒッソリと被害をおよぼしているワケです。
 
「シロアリ被害にあって運が悪かった」と言う方もいますが、住宅の5件に1件は床下にシロアリが入っているという統計があります。運に左右されるものではなく、ごく身近にありふれた被害なのです。
 
 

消毒の効果切れていませんか?

最後にシロアリの消毒をしたのはいつか覚えていますか?
 
一般的に使用されている薬剤は5年程度で効果はなくなります。効果がなくなれば、無防備な状況になってしまうため、5年毎に再施工する必要があります。
 
新築した時に行ったきり、という方も多いのが実情ですが、防ぐことのできる被害を自ら招いてしまったともいえます。
 
 

シロアリ被害はおウチの耐震性にも関わります!

阪神・淡路大震災では、軒並み住宅が倒壊してしまいました。
 
震災後に行われた国交省や研究機関の調査により、倒壊した住宅の多くでシロアリの食害にあっていたことが判明しています。
 
土台や柱などの構造部材を食害されれば、住宅の耐震性能は著しく低下してしまい、大地震には耐える事が出来なくなります。
 
シロアリの対策は、地震への備えともなることを忘れないで下さい。

シロアリ対策は『予防』が基本!

被害にあってからの施工は遅い

シロアリは1匹1匹が、単独行動をしている訳ではありません。
黒アリと同じように、群れをなしています。
 
コロニー(巣)の大きさ等にもよりますが、1万~10万匹単位が住宅の中に侵入します。
 
洗面所の床に食害があったとして、その部分を直したとしても、すでに壁の中や他の部屋へ移動しているかもしれません。
 
シロアリと修理のイタチごっこになってしまうことが想像できると思います。
 
侵入してしまったシロアリを「駆除」するのは、非常に大変で、長い期間と費用掛かる、根気がいる作業になります。
 
そのため、起こってしまったシロアリ被害に対処するのではなく、そもそものシロアリの食害を起こさない事が必要です。

既築の住宅での施工には限度がある。

シロアリ消毒の基本は「基礎上端から1mの高さの範囲」でおこないます。
 
しかし、これが可能なのは壁が張られていない新築中の現場のみです。(新築では柱や梁が組まれた段階で、防蟻施工の工程に入ります)
 
既に建てられた住宅は、既に部屋の壁が張られているので、施工は床下だけへの施工になってしまいます。
 
もちろん壁を剥がせば施工は可能ですが、復旧の費用もかかってしまうため、現実ではありません。

理想的な防腐・防蟻処理剤『エコボロンPRO』

「エコボロンPRO」は19kg入り、約60m2に施工可能な、ホウ酸塩を主原料とする木材保存剤です。

「エコボロンPRO」『天然成分ホウ素』を主成分とした、新しい防腐・防蟻処理剤です。

現在、建築業界は防腐・防蟻処理剤に関してあまりに無関心で、ごく一般的に『農薬系』の処理剤を使用しているのが現状です。

当社は新築はもちろん、既築住宅においても健康被害が一切なく、効果が半永久的に持続するエコボロンPROを用いて理想的な防腐・防蟻処理をしています。

※「半永久効果」は水に濡れない事が条件です。

エコボロンPROの特徴

1.防蟻性能

木材防蟻実験


シロアリは、ホウ素処理された木材を食べる事が出来ません。ホウ素を摂取したシロアリはエネルギー代謝が出来なくなり、餓死します。この効果はシロアリに限らずヒラタキクイムシにも発揮します。シロアリの被害が社会問題化していたハワイでは、1992年からホウ酸塩防蟻処理が始まり、現在ではシロアリ問題は解決しています。

2.防腐性能

木材腐朽

エコボロンPROは、木材腐朽菌やカビ菌などの菌類に対しても有効です。菌がホウ酸塩に触れると細胞壁を通して細胞内に入り、一定量の濃度を超えるとエネルギー代謝が出来なくなって死滅します。

3.防錆性能


ホウ素には防錆性能があることも、様々な実験から明らかになっています。エコボロンPROもまた例外ではなく、金属腐食を防ぎます。現在の住宅には、様々な接合金物が使用されていますので、住宅を長持ちさせるためには、木造住宅の接合金物を腐食から守る事も非常に大切です。

4.持続性能

ホウ酸塩鉱物
従来の農薬処理は5年程度で分解(揮発)され効果がなくなってしまうのに対し、ホウ素は無機物ですので分解されることがなく、高い効果が『半永久的』に持続します。農薬系とは異なり、数年ごとの再施工の必要が無いので、経済的にも断然おトクです。また、壁の中の防腐・防蟻処理は、壁が張られていない新築時にしか施工できないので、新築の時こそ、効果が切れてしまう「農薬系」よりも半永久的効果がある「ホウ素」による処理がお勧めです。

※「半永久的効果」は水に濡れない事が条件です。
 

5.安全性能

ホウ素は必須微量元素
ホウ素は植物の必須微量元素の一つです。人もまた毎日の食事からホウ素を摂取しています。人間を含めた哺乳動物は過剰に摂取したホウ素を腎臓の働きで体外に排出しますので、急性経口毒性はとても低く、赤ちゃんやお年寄りを始め、アトピー性皮膚炎の方や化学物質に過敏な方にも安心です。一方、「農薬系」は揮発して室内に入り込む危険性があり、めまい・頭痛・吐き気などのシックハウス症候群やアレルギーの原因ともなります。

エコボロンPROと一般農薬系の特徴比較

エコボロンと農薬の比較

性能保証制度で分かるエコボロンPROの確かな効果

エコボロンPROの施工物件には、「性能保証」が付きます。

これまでは「5年間」「10年間」でしたが、新たに「15年間」が加わりました。
保証上限金額は「1,000万円」。(免責3万円)
ポイントは、エコボロンPROの場合は、「損害保険会社」が請け負う保証であることです!!

他社のシロアリ保証制度では、「自社保証」で10年、20年といったものがありましたが、「損害保険会社」が請け負うシロアリ保証で10年という例はほとんどありません。

これも、京都大学や東京農業大学をはじめとする権威ある機関での優れた性能試験結果と発売開始以来、今日まで食害が無いという実績が認められたものと言えます。

社団法人しろあり対策協会が「農薬系薬剤」による効果の保証期間を5年間としている理由は、農薬系薬剤が5年余りで揮発・蒸発・分解してしまい効果が無くなってしまうためです。

エコボロンPROは流水にさらされたり、地面に直接長期間接したりしない限りは効果が持続しますので、最長15年間の保証が可能となった訳です。


※「性能保証」は、新築物件に限ります。既築物件には、5年間の「製品保証」が付与されます。
※各種条件に合致する事が必要です。

『エコボロンPRO』情報


ホウ素系防腐防蟻剤『エコボロンPRO』


平成12年3月3日より性能表示制度(劣化対策等級3)適合の薬剤として
使えるようになりました!
また 長期優良住宅・フラット35Sにも対応可能となりました。


『エコボロンPRO』は平成11年9月に木材保存協会の認定薬剤として登録されています。
エコボロンPROは安全・安心の天然成分』『一度の施工で半永久的効果
という特徴ある良い製品だからこそ、良いのです。
これまでの農薬系認定薬剤との制度上の不当差別が解消され、堂々と使用できるようになりました!


弊社、山立建設工業は『エコボロンPRO』の認定施工店、山梨県第1号店です。
平成19年から新築・既築に採用しており、お客様に喜んでいただいています。
 

ご注意下さい!このような施工が横行しています!

既築の住宅に防腐・防蟻処理をする場合、床下に潜っての作業となります。その時に、部屋ごとに基礎がぐるりと回っている基礎構造の場合があります。人通口が設けられていれば良いのですが、人通口が無く、床下全体に潜っていけない時、基礎をハツリハンマーで壊して、次の区画に移動するといった施工方法をとるシロアリ業者が非常に多いです!

基礎には、建物全体を支えると同時に、地震で建物が揺れた時に、その力を基礎を通して地盤に逃がすという大切な役割があります。基礎を壊すという事は、その力の伝達を遮ってしまうという事なのです!住宅を守るために行ったシロアリ消毒なのに、逆に耐震性能を失ってしまうのです!

また、シロアリがいないにも関わらず、シロアリがいると恐怖心をあおって契約に持ち込み、法外な施工金額を請求してくる業者も横行しています。
業者選定にはくれぐれも気を付けるように心掛けて下さい。
基礎破壊例01
柱の直下の基礎が破壊され、土台が曲がっています。大地震時には、土台が折れ、柱が落ち、倒壊する可能性があります。
基礎破壊例02
鉄筋コンクリート基礎が破壊され、鉄筋が露出して折り曲げられています。これでは所定の基礎耐力を発揮する事ができません。
筋交いが入った耐力壁の真下なので、基礎の役割が特に重要な部分です。

さんりつの安心施工

私達は、日頃から耐震診断を通して住宅の耐震性能の向上を訴えています。
シロアリ消毒のために住宅の耐震性能を失う事は絶対にあってはなりません。

私達の防腐・防蟻処理施工は、基礎は絶対に壊しません。
もしも基礎に人通口が設けられておらず、通れない場合には、床下点検口を設置して、
そこから床下に入ります。

全ての工事に耐震性能を重視する私達にとって、お客様との大切なお約束です。

床下点検口
事前に床下調査を行い、基礎の形状を把握します。
人通口が無く、1箇所から全ての床下を回れない場合は、必要最小限で床下点検口を設置し、基礎を壊さずに床下に入り、施工します。
畳下開口
畳の部屋がある場合には、畳を上げて、下地ベニヤを部分的に開口して入ります。
エコボロンPROの特徴
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